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This is a blog about NWEC-volunteering and gender equality

news gathering for #79, 2014.1.

2014.1.8 情報センターだより 第79号のための取材活動の光景。
 
児童虐待を防ぐためには、何から手をつければよいのか、発想を転換、子育て支援の現状を考えてみた。
 
そこで、近隣のセンターを訪ねてみた。
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幸い、センターの所長さんから直接お話しを聞くことができた。
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私たちのインタビューに快くお話いただけました。
幼児もそうだけどママもパパも元気になっている事が本当に大切と。
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 子どもを守ろうとする「あなたの気づき」を大切に
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子育ては楽しくなくては意味がない
 ☆子育てに頑張り過ぎは破綻のもと、不安や悩みは一人で抱え込まないように
 ☆自分たちの周りに上手に頼ることも大切、人生の先輩はたくさんいるもの
 ☆子育ての仲間を作ろう、近所だけに偏らず、時には行政を活用し総合的な子育て支援センターなども利用
 ☆ネットの力で全国の色々な立場や環境の方たちとも仲間になろう 
 
・多発する虐待はお母さんだけが悪者ではない、地域全体でちゃんと取り組んでこそ、改善されていくのだと
実感した。
 
後刻、みんなで編集会議part2を某所で開催、ああでもない、こうでもない、時間は無常にも過ぎていく。
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残念なことに、家族や恋人などから暴力を振るわれた経験のある女性はたくさんいます、
例えそれが心理的な暴言であっても本人たちの心には深く傷として残ってしまいます、
それは次の世代にも引き継がれることを知るべきです。虐待の再生産。
家庭内で暴力を目撃してしまった子どもたちは、いろいろな心身の傷を負います、
トラウマのように症状が後日現れることがよくあります、これらも「児童虐待」なのです。
 
マルトリートメント 
虐待、abuse、maltreatment 英語には児童虐待を指す用語が二つある。「abuse(アビュース)」および「maltreatment(マルトリートメント)」である。二つとも日本では「虐待」と訳されるが、意味している内容は違う。「abuse」は、日本語の「虐待」に近い意味を持つ。日本における「虐待」という言葉の元来の意味は、「むごい扱いをする」で、積極的・意図的な加害行為を連想させる。英語の「abuse」はもう少し範囲が広い。乱用という意味であり、大人の希望や欲望のために、子どもを利用・搾取することをいう。やはり比較的意図的・積極的な加害行為を指す。
「maltreatment」とは、大人に依存しケアされなければ生き、成長していくことのできない子どもに対する「不適切な関わり」を意味する。 「abuse」が身体的虐待・性的虐待に対しよく使われるのに対し、「maltreatment」は身体的・性的・心理的(情緒・精神的)虐待およびネグレクト(養育怠慢・無視放置)など、子どもに対する全ての虐待に対してよく使われている。
 諸外国では、「マルトリートメント」という概念が一般化している。諸外国における「マルトリートメント」とは、身体的、性的、心理的虐待及びネグレクトであり、日本の児童虐待に相当する。
 
しつけの誤解
大人たちは子どもに「しつけをしているんです」と言って、さまざまな虐待行為に正当だと主張することがありますが、・・・子どもの心身が少しでも傷つくような事であれば、誰がみても「児童虐待」なのです。
 
 
 
2014.1.8
photo by volunteer
1.10