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Book display case 2014.3

2014.3.28 情報ボランティアたちは 2014年度の開始に向け、新しい女性情報の発信に向け活動している。
 
 
2014.4.1 ~ 6.30 までの展示テーマ
中学高校で家庭科が男女必須科目になって20年
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選び出された新展示用図書が載るブックトラック
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テーマを理解して展示を考えるボランティア、「う~ん、難しい・・・」
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仮に並べてみた、エントランスロビー
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展示ケース左側
・家庭科 男女共修実現までの道のり
・新しい家庭科を創る
・家庭科はおもしろい -広がる実践の工夫-
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展示ケース右側
・和田典子の仕事 -アーカイブセンターの展示もご覧下さい。-
・家庭科一すじ 半田たつ子の足跡
・新しい家庭像をめざして
・暮らしを変える !! 男女共修家庭科で拓く未来
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再度 並べ替え、タイトルも掲示した  展示作業完了
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和田典子氏
1915年生まれ、高等女学校卒業後東京女子高等師範学校家事科で学び、1938年から1944年まで高等女学校の教諭、戦後は1947年から1950年まで東京女子高等師範学校研究科で学んだ後、1950年から1979年まで東京都立戸山高等学校で家庭科の教員をしていた。2005年9月30日に亡くなった(享年89歳)。
和田氏の著作物、授業の記録、所属してきた会の記録、蔵書などの資料は和田典子著作選集編集委員会において保存のための整理が行われている。
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学術出版会より、「和田典子著作選集」が出版されている。
和田典子は、男女ともに学ぶ家庭科および男女平等の実現に、全人生をかけてたたかった教師であり、研究者である。 家庭科教育やジェンダー平等に対して歪曲に基づいた攻撃が行われ
ている今、本書は、それらに関心のある方々、そして学校教育のあり方・男女平等に関心のある方々など、民主的な教育を願う全ての人々の必読書である。
和田典子著作選集編集委員会 編著   A5判・上製・420頁
ISBN978-4-284-00068-0   2007年8月
 
 

半田たつ子氏
1928年東京都生まれ。日本女子大学卒業。福井県立高等学校家庭科教師、福井県教育委員会指導主事、月刊「家庭科教育」編集長を経て、家庭科の男女共修を実現する市民運動を1974年より展開し、1994年に達成する。1981年に出版社「ウイ書房」を設立し、翌82年「新しい家庭科―WE」を創刊(92年終刊)。この間、立教大学日本女子大学の非常勤講師を務める。1990年、
夫と死別。
 
ウイ書房より、「新しい家庭科を創るために」が出版されていた。
学校ではヘドの出るほど知識を詰めこまれ、ラインから出た子をしばるため十重二十重の校則がある…子供たちに生きる力と本当に豊かな生き方を探る場を与えるための家庭科、その家庭科
を捉える教師たちの実践の記録。環境・性教育の実践も。  「MARC」データベースより
半田 たつ子著  ISBN4900542164  1993年5月

また、晩年はこのような著書も文芸社から出版
「問い続けて」  半田たつ子 著
「生活の必然」として立ち現れる問いを抱えて生きてきた-。家庭科の男女共修実現に、牽引者的役割を果たした女性の心の航跡。「BOOKデータベース」より
 ISBN978-4-286-03701-1  2007年12月
 
 
 
2014.3.28 photo by nwec volunteer