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2010.12/9のボランティア日記から

今日は、年に一度のボランティア活動研究会が開催されました。

その中で、ボランティアによる自主勉強活動として茶道の心得について、専門的になさっておられる方から実技を伴ったレクチャーを頂きました。
参加者は客、主人およびスタッフの方を含め15名程度と参加者も多く、二回に分けて、実技指導が行なわれたのでした。@響書院
 
ます、掛け軸のお題目「和敬静寂」の文字から、 利休居士の唱えた言葉ですべてが集約されてるらしい。
「和」・・・ 平和の調和の和を表すもの 相手を思いやり尊重する気持ちを持ちをもち、 人と物のすべての調和があること
「敬」・・・ 相手を敬うこと 相手を尊敬することによって譲り合う気持ちが生まれ穏やかな心になれる
「静」・・・ 清浄 清潔 清寂の清 外見はもちろん、心の汚れを取り静かな心をもつこと
「寂」・・・ しずか わび さび 正直に慎み深くおごらない、どんなときにも動じない態度と心をもてる

う~ん、確かに、特に感じたのは、人にも物にも感謝の心を持つ、という本来ごく当たり前の言葉。
因みに、後刻調べて見ると、Wikipediaでは、「和敬清寂」を次のような英語訳になっていました。
harmony
respect
purity
tranquility
まあ、調和、敬意、純粋さ、平静の意味になるわけで、確かにそうですね。
 
本日のお花はロウ梅が活けられ、季節感を楽しませていただけました、そして、本命のお茶は、宇治丸久小山園の抹茶 金輪。
こんな高級茶を頂けるなんて、私ってなんて幸せなのでしょうか。
これらお点前を更に演出してくれたのが、落ち葉ちる初冬の響書院です、会館のこのお庭の光景は、私のような者でも感動させていただけるのでした。
感謝、感謝
そして、本日の考察。
真の茶の湯とは、真心が大切であり虚偽の心があったりしてはいけないのである、主人は客を思いやり、客はまた主人を思いやってこそ本物だと。